【 2026年8月 いいじまルーテル保育園 】
8月を迎え、夏の日差しがいっそう強く感じられる季節となりました。神さまがお造りになった自然の豊かさを感じる一方で、今年も厳しい暑さが続いています。子どもたちは、日々の生活や遊びの中で、友だちとの関わりを楽しみながら、それぞれの歩みを重ねています。
今年の夏は酷暑が続き、熱中症警戒アラートが発表される日も多くなっています。そのため、8月は子どもたちの健康と安全を第一に考え、戸外での活動を控え、室内での遊びや活動を中心に過ごしています。外で思いきり遊ぶことを楽しみにしている子どもたちにとっては、少し物足りなさを感じることもあるかもしれません。しかし、この暑さの中では、無理をせず、命と健康を守ることが何よりも大切です。
室内で過ごす時間には、いつもの遊びをじっくり楽しんだり、友だちと一緒に遊びを工夫したりする姿が見られます。戸外での活動とはまた違った環境の中で、一人ひとりが自分の興味や思いを大切にしながら過ごしています。暑さによって活動が制限される中でも、子どもたちの「やってみたい」という気持ちを大切にし、日々の生活が豊かなものとなるよう保育を進めてまいります。
また、8月にはお盆休みを利用して、ご家族で帰省されたり、普段とは少し違った時間を過ごされたりするご家庭もあることと思います。ご家族や親しい方々とゆっくり過ごす時間は、子どもたちにとっても大切なひとときです。日頃の生活から少し離れ、心と体を休めることで、また新たな力を蓄えることができるでしょう。
長い夏の疲れが少しずつ出てくる時期でもあります。十分な休息と睡眠をとり、水分補給や食事にも気を配りながら、子どもたちが元気に過ごせるよう、ご家庭とともに見守っていきたいと思います。
そして、暑さが和らぐ頃には、少しずつ秋の気配が感じられるようになります。夏の間に蓄えた心と体の力をもとに、子どもたちはまた新しい季節へと歩みを進めていくことでしょう。秋には、戸外での遊びやさまざまな活動を通して、夏とはまた違った発見や喜びを経験できることを楽しみにしています。
私たちは、子どもたちの成長がいつも順調に進むとは限らないことを知っています。思いきり遊べない日があったり、予定していたことを変更しなければならなかったりすることもあります。しかし、そのような一つひとつの経験の中にも、神さまは共にいてくださいます。私たちの思いどおりにならない時にも、神さまが一人ひとりを守り、必要な力を与えてくださることを信じています。
最後に、聖書の御言葉をご紹介いたします。
「主はあなたを見守る方/あなたを覆う陰、あなたの右にいます方。
昼、太陽はあなたを撃つことがなく/夜、月もあなたを撃つことがない。」
(詩編121編5-6節・新共同訳 旧約969頁)
暑さの厳しい夏の日々も、私たちの歩みのすぐそばに神さまはいてくださいます。疲れた時には休み、立ち止まる時には立ち止まりながら、一人ひとりが神さまの守りの中で安心して過ごしていけることを願っています。
8月のひとときが、子どもたちにとって心と体をゆっくり休め、家族との温かな時間を過ごす月となりますように。そして、秋の新しい歩みへ向けて、豊かな力を蓄える時間となりますように。
神さまの豊かな祝福と守りが、子どもたち一人ひとりの上に、そしてご家庭の皆さまの上にありますよう、心よりお祈り申し上げます。(園長)



