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モンテッソーリ教育を採用!子どもがのびのび育つ

社会福祉法人イクソス会

横浜市・川崎市にある認可保育園と学童保育施設です。大船ルーテル保育園・ルーテル学童保育会・いいじまルーテル保育園・つづきルーテル保育園・とつかルーテル保育園・西大島ルーテル保育園・出来野ルーテル保育園を運営しています。

【 お別れ行事 】(いいじまルーテル保育園)

公開日:2025/03/12

3月に入った途端、その日はやって来ました。1日の土曜日、緑組さんの卒園式です。
欠席者がひとりもない中、全員に卒園証書をお渡しすることができたことに、私も胸がいっぱいになりました。
ひとりごとに、証書の全文を読み上げてからの手渡し。これは、小規模ならではの特色かもしれません。時間の制約上、やむなく「以下同文」とせねばならない施設も多いかと思います。いいじまルーテルの卒園生は10名。「みんな、よくここまで成長してくれた!」巣立っていく子どもたちを前に、思わず涙する保護者の方たちでした。
ご家庭と保育園との連携によって、慈しまれ、育まれてきた可愛い命たち。その命たちとのお別れは、あまりに寂しく、たとえ毎年のことであっても慣れることはありません。小学校での毎日が、幸多いものでありますようにと切に祈ります。
しかし、この日を最後に、もう登園しないというわけではありません。まだまだ保育期間は残されている点が、保育園の良いところでもあります。翌週の7日(金)には、お別れ遠足が行われました。
貸し切りバスにて「ズーラシア」へ向かいます。風は冷たかったけれど、素晴らしい晴天です。動物たちをくまなく見学し、広場での遊具でも、たっぷり遊びました。次は、お楽しみのお弁当タイム。
ところが、そこへ招かれざる客たちが襲来しました。カラスの群れです。一羽を追い払っている隙に、もう一羽がテーブルのおにぎりを奪っていったのです。なんという早業でしょうか。そのずる賢さに驚かされました。でもお楽しみはまだ残っていました。おやつタイムには、カラスに邪魔されることなく、みんなでひとつのテーブルを囲むことができました。満面の笑顔で、お菓子をパクパクした後、園へと帰ります。バス車内は、お昼寝ベッドに早変わり。スヤスヤ眠るうちに、あっという間に保育園に到着したのでした。
卒園していく子どもたちだけではなく、進級する子どもたちにとっても、春は新しいステージの始まりです。保護者の皆さま、私たち職員にとりましても、何かと忙しい季節ですね。そんな時こそ、ちょっと立ち止まって、神さまとおしゃべりしてみませんか?
聖書が教える神さまとは、人がこしらえた像や、昔の偉い方々を祭ったものではありません。私たち人間を深い愛をこめて、お造りになった創造主です。その愛の証拠が、イエスさまの十字架です。皆さんは、イエスさまの命がけの愛によって愛されています。その愛に信頼して、「天のお父さま」と呼びかけてください。その祈りは、イエスさまが必ず神さまに届けてくださいます。どうか神さまの愛と恵みが、皆さんの上に、豊かにありますようにとお祈りいたします。(園長 山口)

《味わい、見よ、主の恵み深さを。いかに幸いなことか、御もとに身を寄せる人は。
わたしは常に主をほめまつる。そのさんびはわたしの口に絶えない。》(詩編34:9)

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