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モンテッソーリ教育を採用!子どもがのびのび育つ

社会福祉法人イクソス会

横浜市・川崎市にある認可保育園と学童保育施設です。大船ルーテル保育園・ルーテル学童保育会・いいじまルーテル保育園・つづきルーテル保育園・とつかルーテル保育園・西大島ルーテル保育園・出来野ルーテル保育園を運営しています。

【 2月 節分行事 いいじまルーテル保育園 】

公開日:2025/02/03

一年で、最も寒い季節ながら、暦の上では春。冬と春を分ける節分の行事が、今年も行われました。2月の実施日、子どもたちがバシっと蒔くのは、豆ではありません。鬼の顔をしたダンボール箱の中に、タマを投げ入れるのです。このやり方は、一見すると運動会のようです。

節分は、日本の伝統行事ですが、いいじまルーテルでは、キリスト教保育園らしい大切なメッセージを込めています。悪いものは外に追い出し、福だけを家の中に招く。本当に豆を蒔くだけで可能ならば便利ですね。しかしそうなると、外に出かけるのが恐くなりませんか? 何しろ、鬼は消滅したのではなくて、家の外に追い出しただけなのですから。

そればかりか、私たちの中に、最も手ごわい鬼が住んでいることに気づかされます。聖書はそれを「罪」と呼びます。「神さまの御心にかなうよう清い生活をしたい」と願った直後に、自分

中心の思いが湧いてくる。「してはならない」と言われたとたん、その禁止されたことをやってみたくてたまらなくなる。こんな風に、罪は私たちを神さまから引き離して、本当の幸いを奪うのです。心の内側から、罪の性質を切り離す力は、豆まきにも、強力洗剤にもありません。しかし素晴らしいニュースがあります。神さまの元には、解決方法があります。それが救い主イエス・キリストです。段ボール製の鬼の口のごとく、イエスさまは、私たちが持つ罪や汚れの一切を引き受けてくださいました。神の御子が私たちに与えてくださったこの無償の愛こそが、私たちの罪の究極的な解決です。キリストの十字架を通して、私たちの罪はすべて赦され、神との和解が与えられるのです。私たちが心から悔い改め、イエス・キリストを信じるならば、どんな罪でも許され、神の前に清められます。

その上で、十字架で、罪の刑罰を代わりに受けてくださったのです

凶悪犯として、イエスさまの隣で十字架にかけられたひとりは、仲間を諭して言います。≪我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていない。イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください≫。

もはやこの人には、罪を償ったり、人生を正しくやり直したりするチャンスはありません。ですが信仰をもってイエスさまを見上げた時、≪はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる≫とのお言葉をいただくのです。まして心を神さまに向けて歩む子どもたち、そして皆さんに愛を注いでくださらないはずがありません。

玉入れ風の節分をよほど気に入ってくれたのか、よその組の番になっても玉入れを続けるお子さんがいました。保育園ではちょっと困るけど、イエスさまのところに持っていく玉に制限はありません。嬉しい気持ちも、涙も、情けない思いも、全部抱えたままイエスさまを見上げてください。
家の中で過ごす日も、お出かけする時も、神さまがお守りくださいますように。(園長 山口)

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