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モンテッソーリ教育を採用!子どもがのびのび育つ

社会福祉法人イクソス会

横浜市・川崎市にある認可保育園と学童保育施設です。大船ルーテル保育園・ルーテル学童保育会・いいじまルーテル保育園・つづきルーテル保育園・とつかルーテル保育園・西大島ルーテル保育園・出来野ルーテル保育園を運営しています。

【 9月 いいじまルーテル保育園 】

公開日:2025/09/01

9月1日の「防災の日」に合わせて、当園でも地震を想定した避難訓練を実施しました。
訓練開始の合図は、園長が「訓練、地震です。訓練、地震です」と繰り返しながら、各保育室を巡回しながら口頭で伝えるというものです。その後に、別棟にある給食室にも赴き、訓練開始を伝えました。
いつもなら園庭に避難するのですが、園庭には日陰がありません。強い日差しが照り付ける中、当日の気温は36度超え。両面焼きグリル内のお魚ならまだしも、小さな子どもたちにとっては大きな負担となります。そこで今回は、園庭への避難は行わず、屋内での訓練としました。子どもたちは防災頭巾、職員はヘルメット着用が慣例でしたが、頭に熱がこもっては大変と、今年の訓練では使用しませんでした。
後日改めて、防災頭巾やヘルメットの正しい着用方法や、防災グッズの操作・使用方法について学ぶ機会を設ける予定です。時間帯についても見直し、従来の朝から、昼食後のお昼寝タイム直前に変更しました。
「練習していなければ、いざという際に体が動かない」とも言われます。ですが想定外のことは必ず起こるもの。臨機応変に対応することも大事ではないかと思います。今後とも、その時々の気象条件などにも配慮しつつ、取り組んでまいります。
当園の設備について補足しますと、保育棟と給食室は別棟となっています。放送設備もありません。そのため、職員が直接行き来するか、内線電話で連絡を取る必要があります。訓練の開始を給食室にも確実に伝えるため、事務室の職員が連絡を担う体制を数年前から整えております。
また当日は、食事の面でも「非常時への備え」を意識しました。この日の昼食は、実際の災害時に提供する備蓄品です。いつもと違う内容に、戸惑ったり、楽しそうにしたりと反応はさまざまでした。おやつもやはり非常食です。備蓄している缶詰のパンを一つひとつ丁寧に取り分けて配ります。子どもたちは珍しいおやつに興味津々です。この缶詰のパンは、衛生面と食べやすさに配慮した優れものなのです。災害など起きて欲しくはありませんが、事前に経験しておくことで、万が一の時にも口にしてくれることを期待しています。
今回の避難訓練を通して、暑さ対策、施設の構造を考えた連絡体制について、改めて考えさせられました。皆さまのご家庭におかれましても、いのちを守るための適切な行動をとれるよう、防災意識を高めてまいりましょう。
最後に、日々私たちを守り、お導きくださる神さまの御言葉を、心にとめたいと思います。(園長)

≪神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。
苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる≫
(詩編46編2節 新共同訳旧約聖書)

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