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モンテッソーリ教育を採用!子どもがのびのび育つ

社会福祉法人イクソス会

横浜市・川崎市にある認可保育園と学童保育施設です。大船ルーテル保育園・ルーテル学童保育会・いいじまルーテル保育園・つづきルーテル保育園・とつかルーテル保育園・西大島ルーテル保育園・出来野ルーテル保育園を運営しています。

【10月 秋の行事(その5)】いいじまルーテル保育園

公開日:2024/10/30

お米騒動も落ち着いて、食欲の秋が本番ですね。恒例のお芋掘りも、楽しく行うことができました。
瑞穂の国と呼ばれる我が国。みずみずしい稲穂を作ってくれる恵みの雨ですが、水害をもたらすこともあります。当いいじまルーテル保育園は、浸水危険地域ともなっています。そこで、ボーイスカウトのモットー「備えよ、常に」をお手本に、水害避難訓練を実施しました。今回は、その様子をお話します。
10月30日、まだ雨が残る朝、ご近所の会社「ファンケル美健さん」へ電話で連絡をいれてから訓練開始です。当園は2階建て。2階に全員が避難するには手狭なうえに、河川の氾濫時には、3階以上への避難が求められるのです。
「いざというときには、御社の3階に避難させて欲しい」。そうファンケル美健さんにお願いしたところ、今回の合同訓練が実現しました。初めての訓練ということもあって、年長児のみで行うことになりました。8名の年長さんたちと一緒に出発すると、

2名の職員さんが迎えに来てくださいました。非常事態を想定しているため、エレベーターは使いません。担任の先生が引率する中、階段を上ります。保育園の階段とは違って、大人用の階段です。「大丈夫かな?どうか転んでケガをしませんように」とドキドキしながら後ろをついて行った園長でしたが、全員無事にやり遂げてくれました。3階に到着するまでは約10分。そこはとっても広い、職員さんたちの食堂でした。避難訓練でのお約束に、【おかしも】があります。“お”…押さない。“か”…駆けない。走らない。“し”…静かに。しゃべらない。“も”…もどらない。このお約束をちゃんと守って、誰一人「疲れた」とも言わずに、一生懸命に上ってくれた子どもたち。

「さすが、いいじまの年長さんたち。頼もしいお兄さん、お姉さんに成長したなぁ」と感慨ひとしおでした。この日の訓練で学んだことを心にとどめて、年中さん、年少さんの良き模範となってくれることを願っています。
この後は、工場見学のおまけつき。帰り際には、

職員さんたちが、作業の手をとめて手を振ってくださいました。ファンケル美健の皆様、温かいご配慮とご協力、ありがとうございました。
災害には普段からの備えが有効ですが、人生には避けがたい試練が、さまざまにありますね。全世界をご支配なさり、試練を乗り越える勇気と平安とをお与えくださるお方。神さまの恵みと祝福とが、今月も皆さまの上にありますように。

≪人々は麦とぶどうを豊かに取り入れて喜びます。それにもまさる喜びを/わたしの心にお与えください。平和のうちに身を横たえ、わたしは眠ります。主よ、あなただけが、確かに/わたしをここに住まわせてくださるのです≫。(詩編4:8-9)

(いいじまルーテル保育園園長)

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